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いじめの時間/江国 香織(著)

拙ブログでは、あまり重いテーマは扱わないようにしているのですが、知人に頼まれまして、今回は特別に「いじめ」について考えてみたいと思います。
あくまでも私一個人の考察です。間違いや偏見など読みづらい点があるとは思いますが、「あおぽんって、バカなんだな」くらいの気持ちで読んでいただけると幸いに思います。
ちなみに「バカ検定」発見!お暇なときにどうぞ。

ここのところ、いじめが原因で中学生の自殺が続発したり、自殺を予告する手紙が文部科学省に送られたりと、世間を騒がせております。
私も小学生の頃はいじめにあっていたので(その代わり、中学生の時はいじめっ子に変貌を遂げた・笑)、他人事には感じません。
ただ、この一連の騒動に対するマスコミのあり方は、少し疑問を感じるものがあります。何だかドラマ仕立てというか。
自殺者(いじめの被害者)を必要以上に悲劇の主人公にしたて、それを見抜けなかった学校関係者(特に校長)を悪として一斉にバッシングしています。
これってフェアじゃないのと同時に、今後の自殺者の誘発をしているように思えるのは、私だけでしょうか?大々的に、そして繰り返し報道することは、危険に感じます。

私が中学三年生になる直前、アイドル歌手の岡田有希子さんが自殺しました。たしか後追い自殺が数件発生したと記憶しております。
この人たちの中で、自分だけの意思で自殺した人は何人いるのでしょうか?後追い自殺の報道を受けて、勇気を得て(?)自殺した人たちがほとんどではないでしょうか?
私はゆうこりんの大ファンですが(そしてゴールデン小雪も・笑)、彼女が仮に自殺したとしても、私は後追いはしません。そんなことをしても意味が無いからです。
でも、ゆうこりんのファンが連鎖的に自殺を始めたら?それがワイドショー的に報道されたら?もしかしたら、そうすることが良いことなのではないか?と感じてしまうかも知れません。

Yuukorin_3


日本国内で自殺する人は、年間で約3万人だそうです。
このうち、何人がいじめが原因の自殺なのかはわかりませんが、文部科学省の統計では、99~05年の7年間、児童・生徒のいじめによる自殺者はゼロという統計を出しています。
そんなバカなことがあるはずがありません!原因がいじめと断定できないからゼロ、ということなのでしょうが、ともかくはっきりしたことは、文科省は本気で人の命を救う気がない、ということ。
だってそうでないなら、こんなありえない、意味の無い統計をデータとして残しておくわけがありません。
この国はいじめの存在しない、平和な国とでっち上げたいのでしょうか?文科省はこんなことではいけないと思いますが・・・?

文科省とマスコミに強く要望したいのは、本気で自殺者を食い止める報道をすること!
いじめでつらい思いをして「死にたい」と思っている子供たちが、ワイドショー的なテレビの報道を見てしまうと、いじめから逃避する手段として「自殺」という方法を知ってしまいます。いじめの被害者が悲劇的に描かれているほど、そうだ死ねばいいんだ、という感情が芽生えてくるのではないでしょうか?
元々漠然と自殺というイメージがあって、それが報道によってもっと現実的なイメージになるのではないでしょうか?そして最後の一歩を踏ませてしまう。

ワイドショーのキャスターたちも「残念でなりません」「ご冥福をお祈りします」ばかりじゃなくて、今後死のうとしている若者たちに向けたメッセージを送れないものでしょうか?


 
私が思うに自殺願望のある人は、たぶん人に相談はできないんだと思います。代わりに何事も無いように振舞うのだと思います。
私は死にたいと思ったことがないけど、私が死ぬほど悩んでいたら、きっとそうします。
でも内心は「死にたくない」と思っているのでしょう。そういう人からは、きっと何かそういうサインが出ているのではないでしょうか?
我々の出来ることとしては、そういうサインをアンテナを高くしてキャッチしていくこと。そうすることが自殺の防止につながると思います。いや、それしかないのでは?

最後に、金銭をゆすり取られていた生徒の件を、いじめではなく金銭トラブルとして教育委員会に報告して、その後それを非難されて自殺した北九州の校長
教育者として自殺を食い止める立場にあるはずが、自殺してしまったのは非常に残念。
こういうときこそ非難を一身に受け、歯を食いしばって耐えて生きていく姿を生徒たちに見せて欲しかったです。

自殺したその先に、都合よく天国が待っていると思わないでください!
力強く生きて、その先にこそ光が見えてくるのです。

明日は私は、ちょっと実家に行く用事があります。
度々で申し訳ありませんが、明日の更新はお休みさせていただきます~。

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コメント

イジメを受けて自殺した子どもたち。
本当に苦しんで死を選んだこもいるようですが、連鎖的に自殺した子もいるような感がありますね。
アイドルの後追い自殺なんて理解できません。尾崎豊が亡くなったときも数人いましたね。死んで何になるのでしょう。生きてさえいれば楽しいことも多くあるのに......

子どもがイジメを受けて本当に苦しんでいるのであれば、学校を休ますなり転校させることも大事でしょう。
学校に抗議しても同じこと。今度はシカトされるだけ。またはエスカレートしてしまいます。
自殺した子らは親に心配を掛けまいと無理をしたのでしょう。親なら子どもの発するSOSを察知して欲しかったですね。遺族は学校を批判していますが、批判されるのは親だと思います。子どもの変化に気付かなかったのですから。

投稿: ひとり | 2006/11/18 11:25

このところ子供たちの自殺報道が後を絶ちませんね。

たしかに、影響力が大きいマスコミには
自殺を食い止める方向の報道をしていただきたいと思います。

投稿: まき | 2006/11/18 22:51

ひとりさん、こんばんは。

受ける印象としては、いじめ自殺が「ブーム」って感じるんです。
こんなのがブームではいけないんですけどね。

いろいろ書かせてもらいましたが、自殺する本人ではなく、その周りの人々が悪いという意味のことを書かせてもらったつもりです。
自殺するように追い込んでいる人々がいるように感じます。
私は憤っています。

皆で「SOS」に気づいてあげれる環境を作っていかなければいけませんね・・・。

投稿: キングあおぽん | 2006/11/19 00:59

まきさん、こんばんは。

どうもマスコミは、自殺を「応援」している雰囲気があるような気がしてなりません。
何だか腹が立っちゃって・・・。

投稿: キングあおぽん | 2006/11/19 01:01

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確かに、目には目を・・・という言葉がありますし、いじめる側に何らかの問題があるのですがちょっとこの文章は過激ですね。イジメ自殺が社会問題となっている。新聞でもテレビでも識者と称する恥知らずたちが、おためごかしの助言を垂れ流して小銭を稼いでいる。イジメに...... [続きを読む]

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