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ピープル・タイム/スタン・ゲッツ=ケニー・バロン


stan_gets


(今回は、都合上レイアウトを変更させていただきました)

自分の死期がわかったら、人間何を思うのでしょうか?
そして、何をするのでしょうか?
私の場合は、ダメ元でゆうこりんにアタックするなあ(笑)。
「僕、もうすぐ死ぬんだ」なんて言ったら、優しいゆうこりんのこと。デートくらいならOKしてくれるかも(そんなわけないか・・・汗)。

1991年3月に行われた、コペンハーゲンのジャズクラブ「カフェ・モンマルトル」での、テナー・サックスのスタン・ゲッツとピアニストのケニー・バロンとのデュオのライブ盤。
この三ヵ月後、肝臓癌でゲッツは他界します。このため、これがゲッツの生涯最後のライブ演奏であり、生涯最後のレコーディングになります。

自分の死が近いのを感じ、ガンの痛みをこらえながら演奏したこの1枚、ものすごい緊張感です。そしてものすごく悲しいサウンドです。
達観した人間はこのような音色を奏でるのでしょうか。

Disk 2の1曲目「ファースト・ソング」を聴くと、涙をこらえ切れなくなります。
泣きたいときにオススメの一枚です。
みなさん、たまには泣きたいでしょ(そんなことない?)?

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