« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »

パレード/プリンス&ザ・レヴォリューション

昔、流行ったアーティストで「王様」っていましたよね?どこへ消えたんだろう?
それをもじって、パッパラー河合氏が「女王様」でクイーン(だけではなく、ファンク系のアーティストも含め)の日本語直訳コピーをしていました。

では、プリンスで日本語直訳コピーをやったらグループ名は「王子様」ですね。
マドンナでやったら「聖母様」。
YESは「キリスト様」?そんなバカな(笑)。
他は何がおもしろいかな?ポリスで「おまわりさん」、ペットショップボーイズで「ペット屋の店員さん」
・・・あんまり面白くないなあ(笑)。

このアルバム「パレード」はさすがプリンス、バラエティに富んだ楽曲で飽きない仕上がりになっております。
一曲全部ウラ声で歌いまくる名曲「KISS」もこのアルバムに収録されております。私は好きです、プリンス様!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

風 EAST WIND/ウッタラ・クル

みなさん、「ラスト・サムライ」は観ました?
ちょっと前の映画ですが、私はあの映画のストーリーは大好きです!
最後の勝元が最後を遂げるシーンが感動的です。何度観てもウルウルしてしまいます。
何だか、涙もろくなってしまって・・・ぐすっ。

ウッタラ・クルは「SAMURAI COLLECTION Ⅱ(邦題 侍Ⅱ)」というアルバムにも参加しております。
こういう古典楽器をシンセで再現し、トラディショナルなサウンドを展開しているグループってのは、得てして自己満足系に走ってしまいがちですが、メロディがしっかりしているこのウッタラ・クルはすごく聴きやすくアルバム全体が作ってあります。
「NIIGATA OKESA」や「OUR LIFE」など、古い日本を連想させる尺八(のように作ったシンセ)の音色は、我々日本人だけでなく、外国人の方にも親しみやすく聴けると思います。
ヒーリングが好きな方や、ダンス系がお好みの方にオススメです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

TEMPEST/テンペスト

最近、驚いたこと。
1.郷ひろみの突然の離婚発表(だから日本に帰ってきたのか・・・)
2・社内で、ジョン・ゾーンが話題になっていること(誰かがNAKED CITYのジャケ写が載っているサイトを見たらしい)
3.ノブりんさんが、私の高校の先輩だったこと(これは本当に驚いた!)

驚いたと言えば、このテンペストを初めて聴いたときの衝撃は、忘れられません。
私はギターを弾くので、ホールズワース目当てでこのアルバムを購入したのですが、ドラムのジョン・ハイズマンの重いビートがカッコイイ!
コロシアムもかっこよかったのですが、このテンペストの方が凛とした姿勢で、クールだと思います。
英国ロック史に燦然と輝く名盤です。オススメ!

・・・なんてことを書いていたら、ポール牧が自殺しちゃった!またまた驚き!合掌。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

シルク・ディグリーズ/ボズ・スキャッグス

ふと、考えたのであります。
戦後間もない頃、淡谷のり子先生が「ブルースの女王」と呼ばれていたそうですが、どう考えてもあのジャンルは「ブルース」じゃないですよね?
ジャズか、歌謡曲って思うのです。違うでしょうか?
あと、由紀さおりの「夜明けのスキャット」。あれでは「夜明けのハミング」だと思うのは私だけでしょうか?

で、今回はAORを(笑)。代表格としてはやはりボズではないかと思い、取り上げてみました。
都会派って感じの洗練されたメロディ。聴きやすさだけではなく、このオシャレ感がいいんですよね。
アルバム全体を通して名曲が目白押しなのですが、やはり「ウィアー・オール・アローン」は後世に残る名曲と思います。その後TOTOを結成するメンバーが参加しているこのアルバム、オススメです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

Hit&Run Holiday/マイ・ライフ・ウィズ・ザ・スリル・キル・カルト

まるで古いコメディ映画のサントラでも聴いているような、ライトなサウンド。しかし重いビート。
ローファイでダンサブルな感じが、非常に印象に残るこのアーチスト。一度聴くと病みつきです。
女性ボーカルがフューチャーしてあるのですが、これがカッコイイ!
私がこのアルバムを購入したのは、なじみの中古CD店でBGMとしてかかっていたのを聴き、店員さんの私物だったこのアルバムを無理いって譲ってもらったので、よく覚えています(笑)。

たしかに知名度は高くはないですが、ベテラングループとして、このジャンルでは一目おかれる存在だそうです。
ダンサブルなサウンドを愛する方や、軽めのプログレが好きな皆さんにも、オススメです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

akagiさんへ

akagiさんへ

前回、書き込みがありました「マンゴ・ジェリーの曲が使用されているCM」ですが、「Tropicana」のCMでした。
「ジュース、プリップリー」ってセリフが印象的なCMでした。
一度、機会があったら確認してみてください。 残念ながら、CMのページは工事中の様子ですが・・・

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ナイト・バーズ/シャカタク

このグループほど、ヒット曲を産み出しながら知名度の無いバンドがかつてあったでしょうか?
タイトル曲の「ナイト・バーズ」はみんな知っている名曲ですが、私も「シャカタク」ってバンドの曲だって知ったのはずっと後のことでした。
メンバーとしては、悔しいでしょうね。
・・・このグループをこう評価しているのは、私だけ?

都会派の音楽を演奏しているこのグループ、なじみやすいフレーズがいいです。
もっとジャズ系に走ると、メロディーよりも雰囲気で勝負!ってグループが多い中、シャカタクは旋律を大事にしています。BGMって感じは否めませんが、万民にウケるって意味では素晴らしいバンドです。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

TOTOⅣ~聖なる剣/TOTO

グラミー賞6部門受賞にとどまらず、収録10曲すべてが(A、B面あわせて)シングルカットされたという、現在では考えられない凄まじいアルバム。
洗練されたサウンドはもちろん、楽曲でもPOPを前面に押し出しつつ、複雑なアレンジやテクニカルな演奏など、アルバム作りの見本ともいえる作品です。

しかし、スティーブ・ルカサーは太りましたね。人のことは言えないが(笑)。
あのウインナーみたいな指がフレット上をウネウネ動き回るのが、なんか可愛い。
ギターはすごく上手いですけどね。昔はカッコよかったのに。
しかし今は今で、素敵なオジサマとしてバンド活動に頑張ってますもんね。そういう意味ではカッコイイです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

エレクトロニカリー・テスティッド/マンゴ・ジェリー

ああ一発屋。それはツハモノどもが夢の跡。
最近、CMでこのマンゴ・ジェリーの代表曲「イン・ザ・サマータイム」がBGMとして使われています。
本当にビックリしました。こんな曲、誰も知らないだろうって思ってましたモン。
好きな人にはたまらないアーチストですね。初期のころのユルユルした感じは私も大好きです。
後期になってくると、ロックの印象が強いアーチストになってしまいます。
そして消えていきました・・・あの人たちは今?

ボーカルの人のもみ上げがすごかったなあ。私は体毛が薄いので、羨ましいなあ(注・ハゲてはいない)。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

461オーシャン・ブールヴァード/エリック・クラプトン

クラプトンって、このあたりの「クスリ、やめました!」って感じのラクチンに歌っているころが好きなんですよ。
ギターの神様ってイメージがあるけど、私は「ヘタウマ」な感じの彼の声が大好きで、中学生のころはクラプトンかサッチモみたいな声が欲しいな、って本気で思ってました。
サッチモみたいな声にならなくて良かった、と今では思っていますが(笑)。

今ではクラプトンもお金の魅力に負けたのか、ポップスシンガーみたいになっていますが、やはり彼はブルースで頑張っていただきたいものです。このアルバムはその両方の良さがMIXされ、聴きやすくカッコイイ感じになっております。ぜひ聴いてみてください。

| | コメント (4) | トラックバック (6)

STARS/シンプリー・レッド

stars

シンプリー・レッドの最高傑作といえるこの一枚。ドラムは日本人の屋敷豪太(GOTA)。
彼の録音方法は少々変わっていて、
①最初に、ほとんど聞こえない程度にリズムマシンで、バスドラとスネアを録音する
②次に、ドラムマシンできっちり演奏しているものを①にシンクロさせ、録音する
③最後にそれにあわせて自身がドラムを叩く

この①~③の音を重ねると、あのグルーヴ感が出るのだそうです。
いったい、どうやって発見したのやら。天才の仕事はわからん。

で、アルバム全体としてはノリノリの曲あり、しっとり聴かせる曲あり。バラエティに富んでおります。オススメです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年3月 | トップページ | 2005年5月 »