トレーシー・チャップマン/TRACY CHAPMAN
TRACY CHAPMAN
まず何が驚きだったって、この人が女性だったってこと(笑)。だって声といい、顔といい、男性と信じてたんだもん・・・
次に驚いたのは、この人が出現した時代背景。時はユーロビート全盛のことで、みんなディスコでフィーバーしていたころでしたので、このトレーシーとスザンヌ・ヴェガの登場は新鮮でした。
貧困問題・暴力などをアコギ一本で凛として、しかし優しく悲しく歌い上げる姿に感動します。
グラミーを受賞したときの映像を当時リアルタイムで観たのですが(ちなみに、このとき「彼女」と紹介されていたのを聞いて、私は自分の過ちに気が付いたのですが・・・)、「ファスト・カー」を表情を変えず淡々と歌っておりました。この淡白さと歌詞の重さが絡み合ったところが、彼女の魅力なのでしょうね。
彼女の声は、黒人特有の少し鼻にかかったメロウな声です。私は今花粉症で鼻にかかったメロウな声です。とても歌を歌おうという気にはなれませんけどね。花粉症のみなさん、ご自愛ください。
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