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オペラ座の夜/クイーン


たまにはマジメに。
クイーンの傑作アルバム「オペラ座の夜」。私が何かコメントするようなことが無いほど有名ですのでこの作品の内容については何も申しません。個人的には「ボヘミアン・ラプソディ」から「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(イギリス国歌)」の流れが好きだ、というだけにとどめておきましょう。

で、なぜ今回クイーンなのかと申しますと、ご存知の通り元「バッド・カンパニー」のポール・ロジャース氏が加入するそうですが、これについて是非を問いたいと思いまして、記事にしました。

http://sports.nifty.com/headline/entertainment/entertainment_fuji_320050330026.htm

私は、やはりフレディのイメージが強いので、このまま解散して欲しかったんですけど・・・
再結成するにしても、ポール・ロジャースはどうかと・・・フレディのイメージと全く違うのが気に入った、みたいなコメントをしていましたが、あまりにも違いすぎて何だか私にはついていけません。
まだ、ジョージ・マイケルの方がしっくりきていたと思うのですが、みなさん、いかが思われます?
よろしければ、ご意見ください。

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ナイロン・カーテン/ビリー・ジョエル

ビリーって、実は私が最初に聴いたのはこの次のアルバム(イノセント・マン)なんですよ。
ポップサウンドを追求した、カッコイイおじさんだな、なんて感想を持っていたのですが、その後このアルバムを聴いて以来、アーチスト以上の存在に感じました。
皆さんご存知かも知れませんが、このアルバムに収録されている「グッドナイト・サイゴン」はかなり強烈な反戦歌で、聴いていてシミジミ考えさせられるものがあります。

ただ、音楽ってそんな聴き方ばかりしていては疲れちゃいますからね。単純にポップスアルバムとして聴いてもこのアルバムはクォリティーが高いですし、ジャケットもオシャレでかっこいいです。

しかし、以前ジミー・ペイジと志村けんのことを書きましたが、ビリーとジャン・レノって、似てません?

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エア・コンディショニング/カーヴド・エア

私はアイドルも大好きですが、クラシックも大好きなのです。
特に弦楽器の音色が好きで、バッハやビバルディといったバロックや、ロマン派の作曲家の作った交響曲をよく聴きます。
バイオリニストとしてダリル・ウェイが参加しているカーヴド・エア、もろクラシックという楽曲がある反面、実験的な音楽やハード・ロック、フォークのニュアンスもあり、最初から最後まで一気に聴ける退屈しないアルバム作りがしてあります。
ボーカルのソーニャ・クリスティーナの力のこもった歌い方もgood!
ソーニャはその後加入したドラムのスチュアート・コープランドと結婚しております。その後スチュアートはこのバンドを脱退後、ザ・ポリスに加入。知名度で言えばポリスの方が上ですからねえ。カーヴド・エアにそのままいるより旦那は有名になり、稼ぎもよくなりましたとさ。あげまんバンザーイ!

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キングあおぽんのアイドル論

ああそうです。私は「ゆーこりん」が大好きなんです。別にいいでしょ。
キングあおぽん34歳。二児の父にして、マンションのローン返済のため昼夜問わず働く企業戦士にとっては、「ゆーこりん」は一服の清涼剤なのです。CD出しているからって、歌唱力なんか二の次なのです。かわいいから何でも許されるのです。

アイドルって、なんだろう?
ピンク・レディーに目が行かなかった私は、薬師丸ひろ子に始まり、新田恵利(おにゃん子には興味なかった。彼女のみファンだった)、杉本彩、菊川怜・・・さまざまなアイドルを慕っておりました。
共通しているのは「きっと、俺は一生かかっても、これほどのオンナには巡り合えないだろう」という気持ちと「仮に巡り合っても、俺なんか相手にしてもらえないだろう」という気持ち。なんか、ネガティブですね・・・。
そういう意味では、「ゆーこりん」は結構身近に感じるんですよね。なんか、「彼女」にならなくてもいいから、「お友達」になって欲しいタイプです。34歳にしてこんなこと言ってるのはどうかと思いますが。

そんなわけでみなさん、「ゆーこりん」を応援してあげてください。よろしくお願いします。
・・・って、こんな本文でいいのかなあ・・・ 音楽サイトなのになあ・・・

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ブルガリア~神秘の歌声

たまには趣味に走らせていただきます。
ブルガリアという国には、もともと女性の声楽という文化があり、ここにバロック音楽がミックスされ、独特のハーモニーを作り上げています。
その頃から譜面を基にした音楽をやっていたかどうかは不明ですが、美しいハーモニーの完成度の高さは思わず姿勢を正して聴いてしまいます。
個人的には「お母さん、お願い」という曲が切なくて好きです。なお、ブルガリアにもバグパイプが昔から存在したらしく、これを用いた曲もたくさんあり、1曲ドリーム・シアターもカバー(パクリ?)しています。
民俗音楽の中でも、バロック音楽に近いブルガリアは圧倒的に聴きやすいと思います。
ヨーグルトだけの国ではないのですよ。

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レッド・ツェッペリンⅡ/レッド・ツェッペリン

ファンの方には申し訳ないと思いますけど、ジミー・ペイジって、若い頃の志村けんに似てません?
こんなこと思ってるの、私だけ?だって、あの手長足長のジミーがステージ上をうろうろ歩いているのを見ていると、「ひがっしむ~らや~ま~」って歌いだしそうなんですもん。
ぜったい私だけではないと思っているのですが、どうですか?みなさん?
あと、フィル・コリンズはキューピーちゃんに似ていると思うし、ジェフ・ベックは若槻千夏に似ていると思う(ちょっと苦しいか?)。まあ私だけなら別にいいけど。

で、このアルバムは初期のツェッペリンの良さの「ドライブ感」と「ブルース感」がマッチしていて良いですよ。ハウリン・ウルフのカバーなんかもやっていて、彼らのルーツがうかがい知れるアルバムです。カッコイイですよ!

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UP/ピーター・ガブリエル

・・・てな訳で、みんな大好きピーガブに再びご登場いただきましょう(笑)。
このアルバムは前作「US」から10年、皆が待ち焦がれた作品です。
彼の得意な美しい旋律、練り上げられた楽曲、民族音楽を意識したビート・・・すべてが以前の作品の延長線上にあるとはいえ、そのすべてが洗練されています。「SO」以上の傑作では?
なんといっても彼の楽曲は、多分フォークギターで弾き語りをしても十分にすばらしい曲だと思いますが、それをこれほどまでに見事にアレンジしてしまうそのセンス。常人離れしていますね。

さあ、コメントおよびトラックバック待ってます(笑)。みんなでピーガブを応援しよう!

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ピーターガブリエル友の会

最近、またしてもピーター・ガブリエルの記事にトラックバックをくださった方がいらっしゃいます。
「たもと」さんとおっしゃいます。さまざまなカテゴリーの記事を書いていらっしゃいます。非常に読みやすいブログですので、皆さん一度覗いてみてはいかが?
http://blog.goo.ne.jp/hashinotamoto/

それにしても、私の認識が甘かった?ピーター・ガブリエルって、こんなに世間に認知されたアーチストでした?
私は大好きなアーチストなので仲間が増えることは嬉しいのですが・・・
日本でのこの現状を彼の公式サイトに報告しましょう。
われわれのおかげで、来日の回数が増えるかもよ。

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俗悪/パンテラ

なんでまたパンテラなのかと申しますと、ギタリストのダイムバック・ダレルが射殺されてから早3ヶ月経つわけで(注・昨年12月8日の出来事。このときすでにパンテラは解散していて、ダレルは「ダメージプラン」というバンドのメンバーだった)、まあ遅ればせながら追悼の意味を込めて。
演奏能力は、相当あります。特にダレルのギターはチューニングをわずかに下げ重低音を出すという手法をとっていて、これがパンテラサウンドをヘヴィーなものにしております。
ドラムも変拍子が得意で、我々プログレ大好き人間には楽しく聴けます(笑)。
これほどのスラッシュメタル・バンドはもう出てこないのかなあ。メタリカもパワーなくなっちゃったからなあ。
ぜんぜん関係ないけど、アニメタル聴きたいなあ(笑)。案外カッコよかったのよ。あれ。

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ティアーズ・オブ・ジョイ/タック&パティ


まず最初にお断りしておきたいのですが、私はこのブログでCDジャケットを「Amazon.co.jp」社のアフィリエイトサイトからお借りしておりました。無断でお借りすると著作権などの問題に引っかかると思いましたので、形式上アフィリエイトしていることにして、売り上げはまったく期待しないというスタイルを採っていたのです。
ところが、この「Amazon.co.jp」社がこのアフィリエイトのスタイルを変更したため、いかにも「アフィリエイトでございます」的なジャケット写真の掲載となってしまいました。
今後このスタイルになりますが、他意はありませんので、ご了解ください。
まあ、何か購入してくれたら、それはそれでありがたいのですが(笑)。

さて、タック&パティですが、この二人はウィンダムヒル・レーベルのアーチストです。なんといってもタック・アンドレスの凄まじいまでのギター・テクニックに圧倒されます。
ジャズというには相当聴きやすい作品ですので、ちょっとオシャレな音楽をお探しの方にオススメです。
で、ご購入の際はぜひ当ブログより(笑)。ウソウソ、お気に入りのお店でご購入ください。

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トレーシー・チャップマン/TRACY CHAPMAN

chapmanTRACY CHAPMAN
まず何が驚きだったって、この人が女性だったってこと(笑)。だって声といい、顔といい、男性と信じてたんだもん・・・
次に驚いたのは、この人が出現した時代背景。時はユーロビート全盛のことで、みんなディスコでフィーバーしていたころでしたので、このトレーシーとスザンヌ・ヴェガの登場は新鮮でした。
貧困問題・暴力などをアコギ一本で凛として、しかし優しく悲しく歌い上げる姿に感動します。
グラミーを受賞したときの映像を当時リアルタイムで観たのですが(ちなみに、このとき「彼女」と紹介されていたのを聞いて、私は自分の過ちに気が付いたのですが・・・)、「ファスト・カー」を表情を変えず淡々と歌っておりました。この淡白さと歌詞の重さが絡み合ったところが、彼女の魅力なのでしょうね。
彼女の声は、黒人特有の少し鼻にかかったメロウな声です。私は今花粉症で鼻にかかったメロウな声です。とても歌を歌おうという気にはなれませんけどね。花粉症のみなさん、ご自愛ください。

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燃えよドラゴンズ!

このごろ、本当にいろいろな方が拙ブログを訪れてくださいます。
みなさま、ありがとうございます。

ピーター・ガブリエルの欄にトラックバックしてくださった方がいらっしゃいます。Tropical_dandyさんとおっしゃいます。
音楽のネタから時事問題までさまざまなテーマを取り上げたブログとなっております。楽しいサイトですので、皆さんもぜひ一度覗いてみてください。
http://blog.livedoor.jp/tropical_dandy/

それにしても、この方、ドラゴンズファンなのです!見事!素敵!綺麗!カッコイイ!
私も名古屋在住なので、ドラゴンズファンと出会うと嬉しくなっちゃいます。私は名古屋以外の地域にお住まいの方で、ドラゴンズファンの方にお会いしたことがありません。
私は閉鎖的な都市に住み、「オラが街の」野球チームを応援しているわけです。
みなさん、野球は興味おありですか?あればどこのチームのファンですか?
興味なければ、さっそく今日からドラゴンズを応援しましょう。きっとあなたを魅了する野球がドラゴンズには備わっていると確信しているからです。

と、とても音楽サイトとは思えない記事書いちゃいましたね。反省、ハンセイ。

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デジャ・ヴ/クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング

csnyデジャ・ヴ

アメリカの片田舎の匂いのする音楽が好きな人なら垂涎モノの一枚。ただ、私個人としてはハーモニーが聴きたいならサイモン&ガーファンクルの方が好きかな?CSN&Yのハーモニーもとてもいいけど。
それよりも、ニール・ヤングの楽曲(4曲目のヘルプレスや、9曲目のカントリー・ガール)はこのアルバムの全体的な雰囲気にはあっていないような気がします。ああ、フォークミュージックね、ってな感じです。いい曲なんですけど。
それでもなぜ今回このCSN&Yをご案内しようと思ったかと申しますと、一つひとつの楽曲は素晴らしいからです。名盤と言われるのはよくわかります。「ゆるゆる」した音楽がお好きなら一聴の価値十二分にあり!
「ゆるゆる」と聴ける音楽って、いいですね。普段キング・クリムゾンばかり聴いているから、なおそう思います。
そういえば、普段よく行く本屋さんで、この間どういうわけかピンク・フロイドやラッシュがかかってたなあ。普段はジャズなのに。気になってゆっくり本を探せませんでした。あらら。

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ベリー・イーヴィー・ベルー・アンブル/ユーライア・ヒープ

uriahベリー・イーヴィー・ベルー...
ってなわけで、今回はユーライア・ヒープ。ハードロックとプログレッシブ・ロックの融合といえるサウンドが心地よいです。ディープ・パープルとYESの中間見たいな感じでしょうか?
中心人物はキーボードのケン・ヘンズレー。ただし、故デビッド・バイロンのボーカルが印象的です。
キング・クリムゾンを脱退したジョン・ウェットン(ベース)も参加しています。
このアルバムは、私の友人(女性)から昔借り、初めて聴いたのですが、その彼女はこのジャケットが怖かったらしく、CD棚の一番奥にしまってありました。そんなに怖いとは思わないけどな~。
怖いジャケットって、なんだろう?
ペイン・キラーの「処女の臓腑」ってアルバムのジャケットは怖かったけどな~。本物の死体が載ってるもんな~。興味ある方は、自分で探してみて下さい。たぶんここでは紹介しないと思うから。

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お客様は神様です。

「カジャグーグー」の欄にコメントをいただいた、吉田研究所さんのサイトを訪問してみました。
ユニークなサイトで、やはりプログレのカテゴリーが(プログレ愛好者って、多いのね・・・)あります。
一度、覗いてみては?
http://blog.goo.ne.jp/kaku-red777/

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君はToo Shy/カジャグーグー

kajagoogoo君はToo Shy

この流れ(前回のデュラン・デュラン)で、今回はカジャグーグー。
デュラン・デュランの弟分のような存在としてデビューした、人気バンド。
しかしボーカルのリマールはこのデビューアルバムの後、解雇されております。その後ヒット曲に恵まれなかったカジャグーグーに対し、リマールは映画「ネバーエンディング・ストーリー」のテーマを歌い、映画ともどもヒットしております。皮肉なものです。

2枚目のアルバム(アイランズ)以降、ボーカルはニック・ベッグスがベースと兼任で担当しております。彼はバンド解散後、なんとアン・ルイスのバックでベースを弾いております。確かにこの頃、アン・ルイスは「ニック大好き!」とラジオで言ってましたから。
で、3枚目のアルバムからバンド名を「カジャ」と変更しております(ちなみにアルバム名もカジャ)。このバンドのファンだった坂上忍が、「カジャ」というアルバムを発表しております。売れなかったようですが。

ニックをはじめ実力派だったのですが、ルックスがイケてるメンバーばかりでしたので、アイドルグループとしての認知が高かったのが残念です。美しいのって、罪ね!僕も気をつけなきゃ・・・?

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セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー/デュラン・デュラン

B0000B09WI.09.LZZZZZZZセヴン・アンド・ザ・ラグド...

「プログレのサイトなの?」というメールをいただきました。確かにプログレは大好きですが、このサイトはそれ専門のサイトではないつもりなので、今回はデュラン・デュランをお勧めさせていただきます。
何を隠そう、このアルバムは私が生まれて初めて購入したロックアルバムでして(正確には、その前に薬師丸ひろ子の「古今集」というアルバムを、わざわざ予約して購入しておりますが、彼女は多分ロックミュージシャンではないので・・・)、当時中学生だった私は、ジャケットの縁に書いてあったジャンルの「ロック」という文字を見て「ああ、ロックなんて聴いて俺は不良になっちゃった・・・(当時まだ、そういうイメージがあった)。」なんて思ったのを覚えております。
しかし、デュラン・デュランって、どう聴いても「ポップス」ですよね?日本における音楽の黎明期のエピソードでございます。
で、このアルバムですが、この作品をきっかけにしてデュラン・デュランは大ブレイクします。当時人気を博していたカルチャー・クラブやハワード・ジョーンズのような、単にキャッチーなメロディーではなく、一味加えたサウンドがヤミツキです。この年代のアルバムを聴くなら、この一枚はダンゼンお勧めですよ。

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